国民的大女優である吉永小百合さん。1957年(昭和32年)に連続ラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビューし、映画出演は通算120作品ほど。
当時のファンは「サユリスト」と呼ばれ、青春時代を共に生きてきたんだそうです。
そんな吉永小百合さんですが、夫である岡田太郎さんとの間には子供はいなく、その理由が衝撃的だったためまとめてみました。
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吉永小百合が子供を持たなかった理由
それでは吉永小百合さんが子供を持たない理由がいくつかあるようですので紹介していきます。
- 子供を持つと女優業に差し支えるから!
- 母親の教育方針が押し付けがましいから!
主にこの2つが有力視されていますので詳細を見ていきましょう。
女優業に差し支えるから
出典元:サワやかトーク振り返りコラム サワコの朝
「20代半ば位にストレスと過労で声が出なくなった」と打ち明けると、世間から注目され過ぎた事に加え、大きな事務所を持ったことで一人で支えなければならない重圧に襲われた事が要因だったと分析。
(中略)
「その頃、凄く精神的に辛い状況で、もう一回人間らしい生活をしたいと思っていました。事務所も畳んでしばらく家庭の事だけをやって。お料理も目玉焼きしかできなかったのでダシの取り方とか、三枚下ろしから割烹学校で勉強して。ときめいてやりました」と話し、声が出なくなる程蓄積したストレスが、結婚により解消されたことを明かしました。
引用元(一部抜粋):サワやかトーク振り返りコラム サワコの朝
幼少期から女優業に勤しんでいた吉永さんは、身の回りのことは全て周りがやってくれ、自分でできることが少なかったと語ります。
結婚後、療養のため1年ほど女優業を休み、誰にも頼らず、人間らしい日常を送ることによって本来の明るさと女優としての人生を取り戻したそうです。
吉永さんがあまり料理ができなかったのは本当に意外でした。
クロ
度重なるストレスと激務に耐え、自立するために懸命に努力していた吉永さん。
今の状況では子供を作っても母としての責務が果たせない可能性があると感じ、あえて子供を作らなかった可能性が高いですね。
吉永小百合の母親が押し付けがましい教育だったから
出典元:有名人データベース
吉永小百合さんの幼少期は現在と違い、とても貧しい生活を送っていたといいます。
父親が事業に失敗し、家には借金取りが押しかけ、母親がピアノを教えて生計を立てていた時期もあったとのこと。
そんな時に当時TBSで働いていた親類に、デビュー作であるラジオドラマ『赤胴鈴之助』のオーディションを紹介されました。それから吉永さんの生活は一変します。
その母親の願いに幼い頃からいつも答えていた彼女は、「いい子すぎた」のだという。自分の本当にやりたい事も言えずに、母親ときちんとぶつかりあうことができず、ずっと我慢していたという。
引用元(一部抜粋):どんぐりの背比べ
母親は次第に活躍する吉永さんに強く依存し、束縛しだします。吉永さんは自分の意思表示がうまくできず、母親に言われるがままの生活をずっと続けてきました。
最初は小さなすれ違いだったはずが、少しずつ不満へと変わり、やがて大きな確執が生じます。
最終的に自分の母親に強い不信感を抱いてしまった吉永さんは、自分が子供を持ってしまうと同じように子供を束縛し、苦しめてしまうのではないかと不安になります。
母親との確執がトラウマになり、どうしても親になる自信が持てなかった吉永さんは子供を作らないことを選んだそうですね。
吉永小百合は子供を持たない選択肢を選んだことに後悔していた
出典元:AIKRU
吉永小百合さんは結婚し、子供を持たなかったことをどう思っているのでしょうか?
夫・岡田太郎との子供を産まないことを選んで女優業に専念した吉永小百合ですが、子供をもたなかったことに後悔することもあるそうです。子供を産めるのは女性だからこそ出来ることですし、子供を産める年齢も限られるので、そういう気持ちになることもあるでしょう。しかし、子供をもうけず女優業に専念した分、現在吉永小百合は女優として大成されていますね。
引用元(一部抜粋):pinky
吉永さんは子供を作らなかったことを後悔しているようです。ですが、もし子供を作っていたら女優業と子育ての両立は相当困難なものになっていたはずですよね。
子供を産まなかったからこそ、今の活躍ができ、大成できたと言っても過言ではないでしょう。
人間は”種の保存”という本能を持って生きています。それに加え、結婚したら子供を産んで当たり前、という風潮が刷り込みとなり女性たちを苦しめています。
子供のいない自分は社会の役に立っていない、とコメントしている方もいたくらいです。
病気や家庭の事情などで子供を作らない選択をせざるを得なかったという方も少なからずいるでしょう。
自分で選んだ道ですからあまり気負わないで生きていって欲しい、筆者はそう願うばかりです。
そもそも吉永小百合は年齢的に子供を産めたのか?夫の岡田太郎との結婚はいつ?
出典元:こいもうさぎのブログ
吉永小百合さんは1973年に当時フジテレビのディレクターだった、岡田太郎さんと結婚しました。当時吉永さんは28歳、岡田さんは43歳でした。
15歳という年齢差でしたが、年齢的にも子供を産むのは十分に可能だったように思います。それでも子供を望めなかった理由があるのでしょうか?
当時、芸能マスコミを騒がせたように、岡田は離婚歴があって吉永とは15歳の年齢差だ。そのことが吉永の両親を、親子の断絶も辞さないほど激怒させた。
(中略)
たった5人の挙式だった。これに岡田と吉永が密会に使っていた新宿の寿司店の大将が料理を振る舞いにやって来ただけ。吉永が28歳、岡田は43歳であったが、千秋は吉永の心底嬉しそうな表情が忘れられない。
引用元(一部抜粋):Asagei plus
15歳差で離婚歴のある岡田太郎さんとの結婚は、当時吉永さんにべったりだった両親に猛反対されました。
それでも反対を押し切って吉永さんは岡田さんとの結婚を選択します。
激怒した吉永さんの両親は結婚式には出席しておらず、挙式後も疎遠状態になったそうです。
クロ
すでに人気女優として活躍中だった吉永さんは、多忙の身。困った時に両親に頼れない、相談もできない状況では子供を望めるような状態ではなかった可能性が高いですね。
吉永小百合が子供を待たないと選択したことに同調している人は多い
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先月のグレヒでのSALEにてゲトしました。 ふと、この曲が頭の中に流れてきてずっと気になってた時にタイミングよい出会いでした。 ふんふんふーん、黒豆よ〜、とあの吉永小百合が歌うにしては、いつ聞いてもかなり衝撃的な歌詞(笑) 笑っていいともやオレたちひょうきん族で取り上げられてましたね…懐かしい(笑) #奈良の春日野 #奈良の春日野🎶フンフンフーン鹿のフン #吉永小百合 #笑っていいとも #オレたちひょうきん族 #グレヒ #グレイテストヒッツ名古屋
それでは吉永小百合さんが子供を持たないことについて、ツイッターからいくつか紹介させていただきますね。
子供が少ない、若い人が子供を生まないって政治家さんが言うたび、
吉永小百合さんが、「もし死ぬ前に1つ後悔するとしたら、子供を生まなかったことかも」と言っていたのを思い出す。
私だって産めるもんならもっと生みたかったけど、みんな事情はあるのよ。
生みたい人はいるのよ。
— タガメ@沼の底から (@tagamekamo) February 27, 2019
女優の吉永小百合さんが子供を産まなかった理由は「こんな世の情勢の中に、無責任に子供を産み送ることなんかできない」という旨だったと、 昔聞いたことがある…。
— yasami himeno【RTお断り】 (@AvotreLange) August 27, 2011
吉永小百合が子供を作らないのは、自分の親子関係の経験から、良好な親子関係を築ける自信がないからと言っていましたね。親子、兄弟、血が繋がっているだけに深刻になるんですね。
— 岩浪 満 (@kawahagi0) May 30, 2011
@utubo ぼくはマイミクの方の日記で、吉永小百合が「子供は作りません。今の世の中見ていると、これからどんどんひどくなっていく気がするの。そんな中で子供を生み、育てていく気持ちになれません」と大昔に発言しているのを知って、違った意味で興味を持ちましたね。正直なエゴイストとして。
— 東間 嶺 RAY THOMA (@Hainu_Vele) June 21, 2010
吉永小百合さんが子供をこんなこわい世の中に産みたくないとむかーし言ったらしいがわからないこともない…子供は宝だからね~ママさん頑張れ!!
— karencurisu (@karencurisu) July 2, 2011
吉永さんの選択に同調する声が多数でした。今は何かと物騒な世の中ですし、皆さん色々な事情を抱えているようです。
深刻化した少子化問題もありますが、子供を産み育てるのは生半可な覚悟と決意がなければできないことです。じっくりとパートナーと相談した上で、後悔のない人生を歩みましょう。
吉永小百合がいつまでも綺麗なのは子供を産まなかったから
出典元:ビクターエンターテイメント
70歳を過ぎても若々しく、美しさを保つ吉永小百合さん。
子供を産むと老けるということをよく聞きますが、子供を産むことによって母体にはどのような変化が起きるか、調べてみました。
女性の身体は妊娠・出産に応じ、胎児に合わせて骨盤が開いていきます。開いた骨盤を歪んだまま放置していると、体型が戻らなくなり、下半身太りの原因になるとのことです。
新生児の平均体重は男の子が2,980g、女の子が2,910g。1つの命を身体ひとつで支え、出産するということは母体に相当な負担がかかって当然とも言えます。
出産後に食の好みや体質が変化するママさんもいるそうです。
育児がうまくいかないストレスに加え、身体の変化にも対応し、更に産後ダイエットにも励むママさんたちは本当に尊敬できます。
クロ
吉永さんは出産、育児こそ経験していませんが、女優業は相当きつい仕事のはず。それなのにどうやってあの美貌を保っているのでしょうか?
「体調管理で心がけていることは、しっかりといいかたちの食生活をすること。昼は撮影があるから、おにぎりやサンドイッチを少しつまむ程度ですが、朝はしっかりと朝食を食べます。最近は、クロワッサンに凝っていて、毎朝必ず食べるんです。ハムやチーズ、卵を挟んだりしています。それに、コーヒーと野菜サラダとりんごとヨーグルトと……。とにかく朝はいっぱい食べて、目を覚ますのが習慣です」(吉永・以下同)
(中略)
「水泳も相変わらず続けています。水泳は、鍛えるというより癒し。スポーツが好きなんです」引用元(一部抜粋):excite.ニュース
吉永さんは忙しいさなかにも毎日しっかりと朝食を摂り、適度な運動として水泳を取り入れることで若々しさを保っているとのことです。
規則正しい生活を続けることによって内面、外面共に若々しく、美しいんでしょうね。
まとめ
それでは今回の記事をまとめていきます。
- 女優業との両立が難しく、母としての責務が果たせないため、また母親との確執がトラウマになってしまったことで、自分が親になる自信が持てなかったため子供を作らなかった可能性が高い
- それでも子供を作らなかったこと自体は後悔している
- 28歳で結婚。子供を産める状態だったが、結婚を期に両親と疎遠となってしまい、相談や援助を受けられなかった
- 吉永さんの若さの秘訣は出産しなかったことに加え、規則正しい生活と適度な運動を続けることにあった。
今回は吉永小百合さんが子供を作らない理由についてまとめてみました。激務の中、様々な困難と立ち向かいつつも、常に笑顔を絶やさない姿は本当に尊敬できますよね。
これからの活躍を心から応援しています。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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今日も徹子の部屋のゲストに出演されていましたが、美しさは変わりません。愛情を少しでもいただいて育てられれば、老いた父母を慈しむ心も年と共に強くなるもの。父母との最後の様子も語られていましたが、もう少し長く生きてほしかった、自分は強い女でなかったと母の強さに対して畏敬の念とも言える言葉もありました。職業にこだわりがありだから子供を産まないという選択は個人意思ですが、子を持って幸せを感ずるという主の保存本能を満たすこともその人にとって大切なことなのではないか、そのためにできることがホントの少子化対策と思います。素晴らしい方なので子供を持たない選択した後悔をしない人生が歩めなかったかな、何とかなる世界になってほしい。もちろん子供を望んでも授かるとは限らないので不妊を防ぐことの大切さも知ってほしい。